2018年IT関連総括
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
1年早いですね。ハイパーITは創業16年目になりました。
さて、恒例の?・・・2018年IT関連仕事の総括をしてみます
●ブラウザーのシェア
WindowsがメインのPCにおいては、やはりMicrosoft提供のブラウザーのシェアが高い時代が相当長く続きました。
2006年時点では、利用者の70%以上がMicrosoft Internet explorer(以下IE)だったのです。
そこから10年以上経過し、現在はスマートフォンがホームページアクセス比率で高くなっているせいでもあるのですが、約50%くらいがGoogle Chrome(以下Chrome)になっています。
IEのシェアはビジネス系ホームページで約35%、個人向けホームページだと15%くらいになっています。Chromeはビジネス系、個人向け共に40%くらいです。
●現在Chromeでは?
GoogleはSSL通信(https://~)を推奨している事もあって、Chrome最新バージョンでは、SSL通信ではないホームページではアドレスの左に「保護されていない通信」と表示されます。
これはPCでホームページを見たときに表示され、スマホは画面エリアが狭いため「マーク」のみなのでそんなに気にならないでしょう。
●SSL通信対策
気になるのであれば対策を行った方がいいですし、ホームページリニューアルや新規構築であれば対応した方がいいです。
しかし、既存のホームページはそんなに気にする必要はないように思えます。
ここ1年くらい「SSL通信対応サイト」「SSL通信未対応サイト」のアクセス数動向をみても、「SSL通信対応」したサイトでも劇的にアクセスが増える事はないですし、「SSL未対応サイト」でもアクセスが劇的に減少する事象は発生していません。
●Youtubeの影響
それよりも注目すべきはYoutubeからの導線です。
Alexa(ホームページランキングサイト)によると、Youtubeは日本国内でGoogleの次に見られているホームページになっています。
▼Alexa Top Sites in Japan
https://www.alexa.com/topsites/countries/JP
Youtubeは急速にアクセスを伸ばしています。
2015年時点では6位だったのが、2018年では2位まで浮上しました。そうなると、Youtube内での検索も当然増えているわけです。そこに自分の動画がないのは損失ではないかと思える状況になっています。
現在3社ほどのお客様で検証中ですので、2019年取るべき行動はまた別途お伝えします。
●SNSの影響
最近は検索エンジンからの流入は明らかに減少しています。
増えているのは他サイトからの誘導、Youtube、ブログサービス、SNSからです。
日本において一番多いアカウントはLINEで8000万アカウントもあります。ビジネス向けのLINE@は店舗誘導には有効と思われますが、BtoBに関しては正直あまり向いているとも思えません。
提供サービス別に取る方法を法則化できないか研究中です。また、連絡いたします。