映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』|何故日本は戦争をしなければならなかったのか?
2015/09/10
それがこの映画を観た感想でした。私は戦後生まれなので、ずっと疑問に思っていたのが、「何故日本は戦争をしたのか?」ということでした。日本は悲惨な負け方をしました。
だから、まさか国民の大半が戦争を望んでいたこと、新聞はこぞって「米英と戦争すべし!」と書き連ねていた事を知りませんでした。
しかも山本五十六氏は司令長官でありながら「戦争反対!」だったのです。だから、奇襲作戦で早期講和を目指しますし、アメリカが立て直す前に「空母」を全滅させるべくミッドウエー海戦の計画を立てます。
しかし残念ながらうまく行きませんでした。戦争は長期化し、終わらせる人がいなくなったので、もっとも悲惨な状況を受けいらざるを得ない状況になってしまいました。
それから70年近く経った現在、日本は様々な問題があるものの平和な国となりました。先人の努力で実現できたこの状況を、我々がもっといい状況にして後世に引き継がなくてはならないのです。
大人の仕事は子供の未来を守る事・・・観たあとにそう思える映画でした。
どちらかというと大人の映画です。戦闘シーンよりは食事のシーンのが印象に残る戦争映画としては珍しい構成でした。
だから観るときはお1人でどうぞ・・・
オススメ度:★★★(★4つが最高)