下町ロケット|町工場の部品がロケットを飛ばす
2015/09/10
会社の想いと従業員の想いが一致すると、会社で働く事はこんなにも輝く。
これが読み終わった感想です。久々に一気に読みました。
会社で働く事がこんなに素晴らしいなんて、社長の想いが、社員の想いが・・こんなにも輝く事なんて・・・
小さな町工場が大企業よりも優れた技術を持っていました。
その為、なんくせ付けられて知的財産権の裁判になったり、大企業より先に特許をとった為、特許権で揉めたりします。
その度に乗り越え、社内は1つになっていきます。社長と社員の想いが1つになるって・・
なんて「働く事って素晴らしい!」と思える快作となってます。
特にエンジニアの方は手に取って頂きたい。私も元々ソフトウェア・エンジニアでした。20代の頃は自分のこの手で世界に通用するソフトウェアを創るのが夢でもありました。
あらゆるところにエンジニア魂を揺さぶる描写が満載です。
また、ぜひ経営者の方にも手に取って頂きたい。こんな一文があります。
「夢だけおっかけても飯は食っていけないし、飯だけ食えても夢がなきゃつまんない。」
作者は池井戸潤氏、あの「半澤直樹」の原作者です。私は銀行の話よりも面白かったです。 直木賞受賞作品です。
ビジネスマンの皆さん、ぜひ手に取って下さい。「下町ロケット 」
オススメ度:★★★★(★4つが最高)