フォルトゥナの瞳 |運命がわかる能力
久々に寝食忘れそうになりました。これは面白い。
秋の夜長にいかがでしょう?
平凡な毎日を過ごしていた慎一郎がある日自分に死ぬ人が解る能力が宿った。最初は??だったが、実際に自分の眼で瞬間を見た際に確信に変わる。
運命を何人か変えることに成功したが、その毎に自分の体が痛んでいくようだった。
慎一郎は幼くして家族を火事で失い、施設でも学校でも苛められる事が多く孤独だった。まじめが取り得なので、目の前の仕事には一生懸命取り組んだ。認めてくれる人も出てきて、若くして独立もできた。
初めて異性とも付き合えた。(このあたりの表現が素晴らしく、忘れていたものを思い出しました。)こんな幸せな事があるのか?・・・・
ある日大きな事件を確信した。ただ、運命を変えると自分の命が危ないかもしれない、恋人とは一緒にいたい・・・でも・・・そんな慎一郎が取った行動は・・・
ページをめくる手が止まらない、止めたくない。久々のヒットです。
オススメ度:★★★★(★4つが最高)