羊と鋼の森|人生を変える音に出会った事はありますか?
「ピアノが成長する瞬間。いや、ひとりの人間が成長する瞬間、だな。そこに立ち合わせてもらった気分だ。」
ピアノ調律師の物語です。こんなに調律が奥深いなんて・・・タイトルの羊は羊毛。ピアノの弦(鋼)をたたくフェルトに羊毛が使われています。
主人公はたまたま学校に残っていて、ピアノ調律師を学校のピアノに案内します。調律した音に感動した彼は、調律師を目指す事にしました。
学校を卒業し、楽器店に調律師見習いとして入社し、先輩の指導やお客さんの反応で成長していく過程が描かれていました。
2016年本屋大賞作品。久々の★4つです。おススメです。
オススメ度:★★★★(★4つが最高)
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