七つの会議|不正は無くならない
「七つの会議」鑑賞しました。予告編上手です。
あまり期待をしないで観たのですが、予想以上に面白かったです。企業の不正系の作品は池井戸潤さんは上手ですね。
香川照之さんは池井戸作品には欠かせない人ですね。だからか「下町ロケット」「半沢直樹」に出演されていた役者さんが多く、観ていた私はどうしても比べてしまいます。
数値偽装、強度不足の裏側が描かれていました。私も、サラリーマン時代は技術7年、営業8年経験あります。売り上げ低く、且つ見込みもない時の営業会議は確かに嫌でしたね。あんなに怖い営業部長(香川さん)が上司だったら、病気になって辞めちゃうかも。
ただ、営業は確かに営業の力で売れる事もあるのですけど、一番大きな理由は「顧客都合」なんですね。また、大企業は大型予算を持っているので、取引が長い企業の場合「予算決まりましたか?今年度はどうされますか?」だけで高額商談が決まることも多いのです。
営業部と経理部は確かにあまり仲良くないかも。ただ、経理が強すぎる会社はあまり伸びないかなとも思います。
ま、こんな感じで会社勤めをしていた時を懐かしく思い出しながら鑑賞しました。
オススメ度:★★★(★4つが最高)