ノーサイドゲーム|ラグビーチーム改革の物語
池井戸潤さんの「ノーサイド・ゲーム」を読みました。池井戸潤さんの作品は読みやすいですねぇ。一気に最後まで読めました。
ラグビー素人の主人公が低迷しているラグビーチーム「アストロズ」の改革に着手し、リーグ優勝までの軌跡を描いています。平行して協会や、元所属していた上司の不正まで暴く活躍をみせます。
実はTBSでドラマ「ノーサイドゲーム」を7月-9月に放映していまして、そちらの方を先に観ています。なので、どうしてもドラマと比べてしまいます。
ドラマのが良かったかな。ドラマは、ラグビーチーム改革はもちろん、主人公君嶋の家族もテーマになっていました。その他は小説にほぼ準じていたので、小説を脚本家さん達がドラマが盛り上がるように加えたのでしょうね。ドラマはとても面白く、毎週楽しみに観ておりました。
特に最終話の元ラグビー日本代表廣瀬さん演じる浜畑譲がGM君嶋に言うこの一言・・・(スイマセン小説の話ではないです。)
「アストロズここまでこれたのはGMのおかげです。私もあなたに逢えて良かった。」
いやー、素晴らしかったです。とても素人とは思えない演技でした。
小説読まれた方は、ドラマもどうぞ。特に最終話のアストロズ対サイクロンズの試合は、通常のラグビー以上に面白かったです。(ラグビー経験者を中心にキャスティングしたようです。)ワールドカップが観たくなり、見事にTBSの策略に嵌まってしまってました。
オススメ度:★★(★4つが最高)
スイマセン、ドラマのが面白かったです。ただ、この小説が無ければ、ドラマもなかったでしょうし・・・あ、ドラマの為に書いたのかな。だとしたら・・・