起業に出版は有利なのは事実だが必須ではない。
私のお客様はビジネス書出版経験者が多いです。実際に出版がビジネスにプラスに働く例も見てきました。
もちろん、起業にも出版は有効に働くことが多いでしょう。出版可能な方は、是非ビジネス書を出版されてください。ただ、出版したからと言って起業成功が約束されたわけではありません。その後のあなたの行動が重要ですので、出版はきっかけにすぎませんのでご注意ください。
なので、出版をしないからって不利なわけではありません。無理に出版する必要はまったくありません。変な出版コンサルタントに引っかかって高額なコンサル料を払っても出版できなかった例を何件か知っています。
お金は大切に使ってください。
ビジネス書出版事例
さて、出版事例を紹介します。最近ご無沙汰していますが、サイレントセールストレーナーの渡瀬謙さんです。
もう10年以上前にお客様主催のセミナー講師で存在を知りました。当時7冊目くらいの営業マン向けの本を出版されていたと思います。
その時おっしゃっていたのが、「出版すれば仕事の問い合わせがバンバン来ると思っていたが、実際には殆ど来なかった。」「おっ!という効果が出始めたのは6冊目くらいからだった。」
これポイントですね、ビジネス書出版1,2冊だけでは殆どビジネスへの効果は無いようです。(もちろん効果がある場合もあります。)
つまり、6冊は出す心構えで出版する必要があるという事ですね。ビジネス書出版を考えてるあなた、6冊出す心構えでしょうか?
(これを知っているので、無理に出す必要はないと冒頭に申し上げました。)
ただ、この間「マツコの知らない世界」をたまたまみていたら、その時は「左利き」の特集で、何と渡瀬さんが出演されていたのですよ・・・・
思わず、「おっ!」と声を上げてしまいました。これ、多分なんですけど左利きの本を出版したからだと思います。(確認できたのでは一冊だけですが・・・)
前置きは長くなりましたが・・・
出版社も売れるビジネス本のネタにはかなり困っているようで、売れそうな企画書を出版社にもっていくと採用される例も少なくないようです。
出版社同士のコミュニティも活発で、そちらでビジネスが発展する例も知ってます。
ただ、無理に出す必要はありません。出版=起業成功ではないので、その点だけご注意ください。