難しくない。必要な金額は必ず稼げる。あなたは毎月いくらあればいいですか？

　私は幸いにも比較的給与が良い会社に居続けられた事もあって、「自分は生活するのに、一体いくら必要なんだろう？」いうことが良く解っておりませんでした。

　あなたは、年いくら必要で、その結果毎月いくら稼げばいいのか解ってますか？

　起業する前の準備としては、一番重要な事だと思います。年間で生活費、ローンや家賃、教育費、自分の小遣い等必要金額を積み上げ、それを12で割る。これが最低限稼がなくてはならない月商金額です。

　ついでに保険の見直しを行う事をお勧めします。また、ローンの借り換えも行い、少しでも「必要費用」を下げる事をしましょう。行かないのに払い続けているジム会費はないですか？生命保険は高額なものが必要でしょうか？県民共済で充分ではないですか？

　この最低必要金額を安定的収益として目指す事が最初の一歩ですね。それにはあなたはどんな方法を取りますか？

　月定額課金であれば比較的短期に、思っていたより簡単に達成できますよ。

月商50万円安定的に稼ぐには？

　毎月50万円自由になるお金があれば、大体の人は困らないのではないかと思います。ここで50万円を毎月安定的に稼ぐ方法を考えてみましょう。

　継続月額で10万課金できるなら5社、5万なら10社、3万なら17社、1万なら50社になりますね。これをあなたが提供可能な製品・サービスでどのように実現できるかを考えましょう。

サービスメニュー開発

　あなたの出来る事で「毎月10万課金できるとすれば」「毎月5万課金できるとすれば」「毎月3万課金できるとすれば」「毎月1万課金できるとすれば」この4つに分けてサービス・サポート・商品内容を考えましょう。

レンタルサーバーXserverのサブスクリプションを例にしてみます。（2020/05現在）

個人向け、小企業向けサーバー　月額900円から3600円　使用するディスクスペースで料金差が発生

法人向け共有サーバー　月額3420円から10260円　SSD（アクセスが早いディスク）利用、ディスクスペースで料金差が発生

法人向け専用サーバー　月額27000円から72000円　契約毎に専用サーバー利用、ディスクスペースで料金差が発生

　このように、3段階のサービスになっています。月額900円から72000円で利用できるディスク容量、共用サーバー、SSD、専用サーバーで料金をわけているわけですね。このサービスだと個人から、個人事業。零細企業、中小企業、大企業までカバーできる事になります。

あなたの対象顧客は？

　まず「顧客層」を想定します。個人向けサービスより、法人サービスをお勧めします。個人の場合高くてもせいぜい月額1万円くらいが限界です。法人であれば先方の予算次第ではありますが、1人でも雇っているなら、10万以上でも可能です。人件費は高いです。人を1人増やすより、あなたの提供サービス・商品が価値を上回るのであれば、そのくらいの金額は出てきます。

対象顧客の悩みは何でしょう？

あなたの対象顧客は何に悩んでいるでしょうか？その悩みを解決できる手段をあなたは持っていますか？その回答が明示できればビジネスになります。