OP.ローズダスト
2015/09/10
昨年からのマイブームは福井晴敏氏の小説です。
今回のOP.ローズダスト(オペレーション・ローズダスト)も内容に引き込まれました。文庫本3冊の大作で読破するのに結構時間は掛かりました。
福井小説の特徴として、「最初はとっつきずらい」というのがあります。今回も上巻の半分くらいまではそうでした。
ところがそこからは「毎日」ローズダストを読むから1日がスタートする感じでした。
内容は、防衛庁情報局(架空の団体です。)の物語で、とある工作(オペレーション)の中止連絡が工作員にされないまま継続され、これが他国に漏れると日本にとって非常にマズイ外交となる。
そこで、担当上官が工作員を抹消する・・・・逃げ延びた5人が「復讐」に日本に舞い戻った・・・
で、臨海副都心が凄い事になってました。
ただ、意外な事にこの小説の言いたい事は「言葉の重要性」でした。
気になる方、少々きついページ数ですが挑戦されて見て下さい。
Op.(オペレーション)ローズダスト〈中〉 (文春文庫)
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福井 晴敏
文藝春秋
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おすすめ度の平均:
帯は「贖罪」」でした。
メチャ面白かった
またひとつ厚みを増した作品
この本を読んで