人魚の眠る家|突然子供に・・・
「子供に狂えるのは母親だけ・・・」この言葉が妙に印象に残る・・・
東野圭吾さん「人魚の眠る家」を読みました。いつもながら一気に読ませてしまう筆力に脱帽です。
この話は脳死がテーマになっています。水難自己で恐らく脳死状態になってしまった、子供が何年もそのままで・・・最終的両親がに脳死を受け入れ臓器提供に同意するまでを描いた内容になっています。
自分の周りに起きた事がないので、意識がないのに何年も心臓が動き続ける事ができるという事は初めて認識しました。
ただ、親の気持ちを考えると「奇跡が起こるのでは?」と思う事も充分に理解できます。特に就学前の可愛いさかりだと尚更でしょう。考えさせられる話でした。
(東野圭吾さんはサスペンスものの方が好きではありますが、これもいいですね。)
これから季節は秋ですね、眠れない夜にどうぞ。
オススメ度:★★★(★4つが最高)
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