海賊とよばれた男|戦後の日本を救った人達の物語
2017/01/07
国岡のもんよ! 油持ってきたけぇ!
小説を読んだときから「これは映画化されるだろう。」と思い、公開を心待ちにしておりました。海賊とよばれた男を鑑賞しました。
実在のモデルは出光興産創業者である出光佐三氏です。
小説は900P超の大作なので、やはりこの内容を2時間30分に収めるのは少々無理があった感は否めませんが、良く纏まっていました。
主演の岡田君が非常にいい演技をしていました。彼は20代から90代(メインは30代(回想シーン)と60代(戦後復興))までの役を全て演じきっていました。彼は凄い人になりましたね。今後の作品も楽しみです。
原作本を読んでいなくても楽しめる内容です。どうしても比べてしまうので、読んでいない人は読まずにそのままご覧ください。
おススメは国岡商店社歌です。映画に音楽というのは非常に重要なのですね。音楽は佐藤直紀さんでしたか。彼の音楽はいつも素晴らしいです。一番好きなのは銀色のシーズンのメインテーマです。
少々話しがずれましたが、邦画の出来が素晴らしく良い2016年を締めくくる作品になっておりました。正月休みにぜひご覧ください。
1人でも、デートでも、ご家族でも楽しめます。特に子供達に観てほしい作品です。こういう作品観ると、チームで成し遂げる素晴らしさが解ります。いいものです。
オススメ度:★★★(★4つが最高)