浅田家|写真があればその記憶が確かなものになる
最近は頻度が減りましたが、私は写真撮影を嗜んでいます。きっかけは「事例作成」の仕事でした。ライティングと撮影の両方を行う必要があったのです。一眼レフにも手を出し、一時期はレンズ沼にも嵌っておりました。地元のカメラクラブにも所属していた事があります。写真コンテストに出品し、3回くらい入選を頂戴しました。
実は苦手としているのが「人物写真」。今までは「何か話していてください。さりげない表情を撮ります。」が多かったです。社員紹介用写真撮影、セミナー写真もお客様の依頼で年に数回撮影しています。
縁があって丸の内朝大学「写真コミュニケーションクラス」を2010年に受講しました。(もう10年前なんだ。)講師は写真集「浅田家 」の浅田政志先生。
写真講座なのに撮り方の講義というよりは「撮られ方、被写体のなり方」が中心の不思議な講座でした。参加された方達とは今でも交流があって、年に1回くらい撮影会&飲み会があります。
さて、前置きが長くなりましたが、今月の映画は「浅田家」。ほのぼの温まる、ほっこりする映画でした。
この映画は「家族の大切さ」「アルバムの必要性」を訴える映画だったと思います。デジタルになってからプリントする事は滅多にしなくなりました、そういえば。
なりたい自分を撮ってもらう、その時の自分の気持ちを撮る。なんか10年前によく解らないまま終わった丸の内朝大学「写真コミュニケーションクラス」の続きを受講したような気がしました。
この言葉が印象的でした。「最終的には記憶しか残らないが、写真があればその記憶が確かなものになる。」
お兄さん役が妻夫木聡さん、恋人が黒木華さん、知り合ったボランティアが菅田将暉さんと主役を張れる俳優さんが出演されていました、チョッとビックリ。
この映画は家族でご覧いたくのがおススメですが、デートでもいいでしょう。
あ、そうそう、私も思ったのですけど「何故、浅田家が映画に?しかも浅田先生役が嵐の二宮君?」と思っておりました。下記の記事が少しだけ謎ときをしてくれます。
オススメ度:★★(★4つが最高)